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ルールメイキング

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#みらいの校則

第4回 教員交流会を開催!~参加校と一緒に、サミット2022を振り返ろう

第4回 教員交流会を開催!~参加校と一緒に、サミット2022を振り返ろう

■教員交流会とは対話的な校則見直し、生徒主体の学校づくりに取り組んでいる先生方のコミュニティ「ルールメイキング・パートナー」では、定期的に教員交流会を開催しております。こちらの交流会の目的は、大きく3つです。

ルールメイキングの取り組みを実践している学校の先生方や、ゲストをお招きする会もございます。初めてのご参加・情報収集のみのご参加も、大歓迎です!どうぞお気軽にご参加くださいませ。

■これま

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「自分たちの社会は、自分たちでつくることができる」という確かな手応えを。

「自分たちの社会は、自分たちでつくることができる」という確かな手応えを。

「どうして、ルールメイキングに打ち込んでいるんだろうか?」

みんなのルールメイキング。学校の校則・ルールの対話的な見直しを通じて、みんなが主体的に関われる学校をつくるサポートをしています。そんな取り組みを全国の学校と進める中で、改めて書き起こしておきたい自分への問いだったので、今回書いてみます。

それは、2010年春。
出会ってしまった景色(世界)があったからです。
その景色は、北欧・スウェー

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「地域の学校」を目指す大垣東中学。保護者や地域を巻き込むためのルールメイキングの在り方

「地域の学校」を目指す大垣東中学。保護者や地域を巻き込むためのルールメイキングの在り方

マガジン「ルールメイキングと学校」では、ルールメイキング実践校の校長先生を対象に、学校経営者から見た、プロジェクトの導入から実践、その後の変化と今後の展望を伺います。

第1回目は岐阜県大垣市にある大垣市立東中学校の石橋佳之校長です。

「傘の色を変えたい」という生徒からの提案で、校則見直しの取り組みに乗り出したという石橋校長先生。その後、傘以外のルールの見直しにも範囲を広げていくなかで、「自分の

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【エントリー開始!】中高生メンバー2期生を募集します(締め切り:5月30日まで)

【エントリー開始!】中高生メンバー2期生を募集します(締め切り:5月30日まで)

「みんなのルールメイキングプロジェクト」では昨年度、全国で対話的なルールメイキング(=生徒主体の対話的な校則・ルールの見直し)に関わる活動を行っている中高生を募集し、「みんなのルールメイキング委員会 中高生メンバー」として任命しました。

任命された中高生メンバーは、事務局と一緒に公開イベントを運営したり、ルールメイキング宣言を作成したり、当事者として取材を受けたり、note社主催のコンテストに挑

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#みらいの校則は、聴き合うことからはじめてみたい。

#みらいの校則は、聴き合うことからはじめてみたい。

みんなのルールメイキングプロジェクト。学校の校則・ルールの対話的な見直しを通じて、みんなが主体的に関われる学校をつくって取り組みをしています。日々、ルールメイキング事務局として、校則に向き合う生徒や先生をサポートしています。

かくいう自分は、校則とどのように向き合ってきたのでしょうか。正直に言うと、自分自身の校則についての記憶はほとんどないのです。その記憶が正しいのか、今さらながら、母校の校則評

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【結果発表】学校の校則やルールにまつわるアイデアやレポートを、お題企画「#みらいの校則」で募集します。

【結果発表】学校の校則やルールにまつわるアイデアやレポートを、お題企画「#みらいの校則」で募集します。

学校の校則やルールにまつわるアイデアやレポートを募集したお題企画「#みらいの校則」の結果を発表します!

【1/21追記】受賞作品をご紹介します!この記事で募集していた、お題企画「#みらいの校則」。審査員のみなさんとNPOカタリバによる選考の結果、グランプリ1作品、審査員特別賞4作品、入賞5作品が選ばれました。

詳細はNPOカタリバ・みんなのルールメイキングアカウントの結果発表記事もご覧ください

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「ピアスやヘアカラーは、生徒が自分で判断」校則を変えるまでの私たちのプロセス【筑波大学附属坂戸高校】

「ピアスやヘアカラーは、生徒が自分で判断」校則を変えるまでの私たちのプロセス【筑波大学附属坂戸高校】

「ルールメイキング」とは、学校の校則・ルールの対話的な見直しを通じて、みんなが主体的に関われる学校をつくっていく取り組みです。カタリバでは、「実証事業校」へルールメイキングの推進をサポートするために、コーディネーターを派遣したり、「パートナー校」へ教材等を提供して、間接的な実践導入サポートを行ったりしています。

今回は、実際に【ルールメイキングプロジェクト】を学校で実施して、校則を変えることに成

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制服選択の新しい選択肢もご紹介!校則・ルール見直しの最新動向(2021年9月-10月)

制服選択の新しい選択肢もご紹介!校則・ルール見直しの最新動向(2021年9月-10月)

全国各地での校則・ルールの見直しを行うルールメイキング活動の動向を、最近ホットな話題を中心にお届けします。今後も1ヶ月に1度の頻度で更新していきます。

■ 校則や対話の「ガイドライン」をつくる取り組み
日本若者協議会の「校則見直しガイドライン」作成に向けた取り組み
全国的に広がりを見せている校則見直しのムーブメントを後押しする取り組みをご紹介します。
若者の声を広く集め政策提言を行っている日本若

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公立中の「生徒による校則改定」。中間地点の今、こんな感じです(教員視点)

公立中の「生徒による校則改定」。中間地点の今、こんな感じです(教員視点)

ルールメイキングプロジェクトとは…?「校則やルールについて『おかしいな』と思うことはありませんか? 私は、生徒手帳に書いていることがあやふやで、わからないことがあります。」

「私たち生徒会と校則を変えてみませんか?」

本校生徒会長の力強い呼びかけでスタートした小津中学校の「ルールメイキングプロジェクト」。

NPO法人カタリバや経済産業省「未来の教室」実証事業の支援のもと、コーディネーターや有

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noteが、校則を見直す学校・生徒の発信に協力!NPOカタリバ「みんなのルールメイキングプロジェクト」と連携します

noteが、校則を見直す学校・生徒の発信に協力!NPOカタリバ「みんなのルールメイキングプロジェクト」と連携します

noteは、認定NPO法人カタリバが取り組む、生徒主体で校則を見直す「みんなのルールメイキングプロジェクト」に協力することを決定しました。校則の見直しに取り組む学校へ、出前授業の実施とnote proの無償提供によって、情報発信をサポートします。同時に本日から、お題企画「#みらいの校則」をスタートし、ワクワクする学校の未来をつくる校則のアイデアをnoteで募集します。

noteとカタリバは今後、

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ルールメイキング 全校一斉クラス会議 2021.9.22

ルールメイキング 全校一斉クラス会議 2021.9.22

9月22日(水)。これからの小津中の命運を占う大切な日となりました。
ルールメイキング「生徒の生徒による生徒のための校則」プロジェクトの「クラス会議」が、小津中の全クラスで一斉に行われました。

場を仕切るのは先生ではなく、生徒会&有志生徒による「ルールメイカー(ルールメイキングの担当生徒)」たち。

まずは、2年生のルールメイカーが全クラスにZOOMで配信。
「校則やルールについて意見を遠慮せず

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【ルールメイキングPJの現状に感じる危惧】

【ルールメイキングPJの現状に感じる危惧】

経済産業省『未来の教室』事業とNPOカタリバと「note」が連携して、 #みらいの校則
というキャンペーンを始めた。

(このルールメイキング Project には賛成なのだが、課題を感じたので、やや辛口で、問題提起したい。このProjectが成功するためにも)

1.そもそもの主意
「学校の校則を自発的に考えてもらおうよ」
という話が、そもそもに始まった理由は、

「『おかしいと思ったことは考え

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修学旅行の思い出づくりにこだわりすぎて、学校のルールを変えた中3の話

修学旅行の思い出づくりにこだわりすぎて、学校のルールを変えた中3の話

校則と聞いて、まず頭に思い浮かぶものはなんだろう。

「中3にならないと、ジャージのチャックを全開にしてはいけない」「部活で先輩より先に水を飲んではいけない」

わたしはこういう生徒同士の独自ルールを、真っ先に思い出す。今となっては謎ルールでしかないこれらに、中学生ならではの愛おしさを感じるからだ。

それと、あともう1つ。自分から動いて、学校のルールを変えた記憶もある。中学のとき、納得できない修

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対話的な校則見直しを応援する「みんなのルールメイキングプロジェクト」とは

対話的な校則見直しを応援する「みんなのルールメイキングプロジェクト」とは

ルールメイキングとは、学校の校則・ルールの対話的な見直しを通じて、みんなが主体的に関われる学校をつくっていく取り組みです。

わたしたち「みんなのルールメイキングプロジェクト」は全国の対話的な校則見直しの取り組みを応援するために、実証事業校へのコーディネーター派遣やパートナー校への教材提供など、自治体との連携を通して、全国にルールメイキングを広げるためのサポートを行っています。

この取り組みは認

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